2012年5月6日日曜日

パーマ比率をあげるコツ 1

先日サロンでミーティングがありまして、各スタイリストの売上・パーマ比率・カラー比率・トリートメント比率・新規指名客・リピート率 etc

数字の結果報告と来月の目標などを話し合う機会がありました。

それと前後して、某美容出版社の方と
原宿・青山エリアのトップスタイリストの数字の平均と
デビューしたばかりのスタイリストの目標設定についてお聞きする機会がありました。

その中で、美容室全体のパーマ比率が下がっているという話がありました。

仕上げはアイロンで巻くスタイルがほとんどらしいのですが、
パーマの比率は下がっているらしいのです。

アイロンの仕上がりがパーマで作れないということらしいです。

うちのサロンはスタイリストのパーマ比率の平均は30%越えています。

ジュニアスタイリストのパーマ比率は10%前後です。

で、「どうやったらパーマ比率が上がるんですか?」という話になりました。

こたえは簡単!

M「パーマを勧めればいいんだよ」。

Jr「パーマ勧めてもかけたくないって言うんですよ。」

M「どうやって勧めてるの?」

Jr「最初にヘアスタイル希望を聞いて、これならパーマかけた方がいいですよって・・」

M「そしたら?」

Jr「巻くから大丈夫です。って・・」

M「なるほどね。それじゃ無理だわ。」

Jr「何でですか?」

M「それじゃ勧めているとは言えないよ」

Jr「どうしたらいいんですか?」

という話になりました。

このままでは、パーマは売り物にはなりません。
やりたいヘアスタイルを美容師がお客と一緒に眺めているだけですから。

では、どうやってパーマを売り物にしていくかを次回説明します。

2012年5月1日火曜日

あいさつのコツ3 お声かけ編 続き

前回で話した「いきなりタメ口をかませ!」のからくりについてご説明します。

まず誤解のないように、大切なのは「タメ口」ではありません。

大事なことは『この人どんな人だろう?』とお客に思わせることです。

それが出来るなら、やり方はタメ口じゃなくても大丈夫です。


これから話す内容をよく考えてみてください。

カウンセリングに限らず初対面の人とコミュニケーションをとる場合、
たいていの人は多少のストレスを感じます。
(これが苦手の人が俗に言う人見知りです。)

理由としては、
相手とのやり取りの際に自分が対応できない予期せぬ状況が
起こることに対する不安です。

そうならないために、

起こりうる状況を想像して、なんとなく対策を考える傾向があります。


わかりやすく言うと、
まず相手の第一印象から「こいつは多分こういうやつだろう」と決めつけてきます。



勝手にこちらのキャラを決めて、それに対して対応してきます。

そうなると、なかなか本来の自分を認めてもらいづらくなります。

そこで相手に勝手に”自分のイメージ”を作らせないようにするのが、理由です。



「今まで合ったことがないタイプだわ」


「何考えているかわからない」


そう思わせたらしめたものです。

人は、相手のイメージをつくるために第一印象から情報を得ようとします。



そのときに、同時に全く別のものが情報として入ると処理しきれずにフリーズしてしまいます。


これを心理学では『ダブルバインド(二重拘束)』といいます。


ここでは、”馴れ馴れしい”と”礼儀正しい”が同時に入ってきたことになります。

こうなると、対応の予想が立てられなくなるので、相手は不安で落ち着かなくなります。

不安になると、人は自分から話しかけてきます。
それも結構必死で。

カウンセリングは、相手の話を聞くことですから
相手がいろいろしゃべってくれれば、楽に進めていくことが出来ます。

これが、タメ口を勧めるカラクリです。

もともと見た目の雰囲気が、
”コワい・キツそう・冷たそう”みたいな人が
いきなり、優しそ〜な笑顔であいさつする。

とか、でもOKです。

ギャップを上手に使うのも手ですね。

これであなたも、つかみマスターになります!!

ぜひやってみてください。

さらに詳しい内容はセミナー、勉強会参加の方にまたお話しします。

次回は、パーマ比率を上げるコツについて考えます。



2012年4月25日水曜日

あいさつのコツ3 お声かけ編

あいさつの入り方がわかったところで、
続いて、第一声は何て声をかけていますか?

「こんにちは」
「はじめまして」
「本日はご来店ありがとうございます」
「担当します○○です。よろしくおねがいします」
どれも正解です。

「今日はどうしましょう?」
「本日は、カットですね」
「髪型決まってますか?」
これは、不正解です。

正解は、やはり『あいさつ』です。
不正解は、いきなり用件に入りすぎです。

最初はあいさつでOKですが、
実はもっとすごいあいさつがあることを知ってますか?

何が凄いかと言うと『相手の心を一瞬でつかむ』やり方があります。

それは、

「あ、どーも場所わかりましたぁ?」です。


えっ???

意味わかりませんよね。

そうです。初対面でいきなり『タメ口』をカマします。

お客も『えっ?』って思います。

そしたら、すかさず
「こんにちは。はじめまして○○と申します」と丁寧にあいさつをします。

最初の正解のあいさつの前に
タメ口のジャブを入れろ!ということです。

年配のお客でもですか?年上のうるさそうな人にもですか?

関係ありません!!

大事なのは「馴れ馴れしい」→「礼儀正しい」と
お客の第一印象を一瞬で変えることです。

そしてお客にこの人どんな人だろう?と思わせることです。

これは、このあとのカウンセリングでとても重要なテクニックになってきます。

というのが、あいさつが苦手な人はカウンセリングも苦手です。

カウンセリングが上手くいかない人は、この時点で失敗しているということです。

ではこの、テクニックのからくり(理由)を次回説明します。

2012年4月22日日曜日

あいさつのコツ2

では、カウンセリングに入る前のあいさつですが

最初の第一印象が、かなり大事です。
『人は見た目が9割』というベストセラーがあるほど、
はじめの印象がすべてを決めてしまいます。

身だしなみや、人からどう見られているか?
がとても大切になりますが、その話はまた後日にして

まずは”あいさつ”の入り方です。

あいさつの『入り方』?
と、思う方も多いはずです。

あいさつの入り方を意識したことがありますか?

お客が待ち合いに座っているとします。
そこへ・・・
「こんにちは!お待たせしました。」と声をかける。

皆さんこんな感じですか?

これは間違っていません。OKだと思います。

このとき、どこから声をかけてます?

正面から、後ろから、横から、上から・・etc


待ち合いの形にもよりますが、意識してもらいたいのが・・・

『お客の左手から入る』です。

お客から見て(上手)から登場するのがコツです。

これは、心理学のテクニックですが、

人はモノが、左から右・上から下に動くときは自然に感じられるのですが、
右から左・下から上に動く時には警戒心を無意識に持つと言われています。

この意識を利用して、歌舞伎やバレエのような舞台の場合は、
左側(上手)から登場するのはヒーロー(善玉)、
右側(下手)から登場するのはヒール(悪玉)と決まっています。

ということで、左手側 45度から入りつつ、お客の目線と同じ高さで
笑顔で「こんにちは!」
これが最初のスタートです。

次はあいさつ『お声かけ』編について、考えます。

2012年4月16日月曜日

あいさつのコツ 1

美容室の場合 ”あいさつ” をするタイミングは2回あります。
ひとつは、お客様が来店された瞬間、
もうひとつが、カウンセリングに入る前です。

この二つの役割は、かなり違います。

実際ご来店時のあいさつは、レセプショニストや受付にいるスタッフ、
その場にたまたま居合わせたスタッフの
お出迎えの声かけという形が多いのではないでしょうか?

この時に大切なことは、
『こちらから声をかける』『いらっしゃいませより、こんにちは!』
の二つです。

できれば、そのお客の担当者がベストですが
忙しいと無理なので、暇であれば・・というかんじです。

『いらっしゃいませ!』は美容室には向いてないのでは?
と、思います。

サービス業とはいえ、飲食店と美容室は違います。

お客様のほとんどが新規、というサロンの場合でない限り、
来店時のお声かけは、人間的なあいさつでいいと思います。

出来るだけ明るくフレンドリーで、暖かい感じであればベストです。

この時にあいさつは、お客の心理にのちのち響いてくる布石です。

ここが良くないと、後の仕事の感じ方が悪い方へ傾いてきます。

心していきたいモノです。

スタイリストが次回指名が取れるかどうかの分けれ目にもなる、
大切なあいさつは、
もうひとつのカウンセリングの前のあいさつです。

次回は、このあいさつについて考えていきます。

2012年4月9日月曜日

心を満たすカウンセリング 2


その前に感性とは何でしょう?
     物事を心に深く感じ取る働き、これは非言語的、無意識的、
     直感的なものであり、評価・価値判断に関する印象の内包的な 
     意味を知覚する能力
辞書ではこんな感じです。

コミュニケーションにおける感性とは・・・
心で相手を感じ取ること。それは会話や言葉だけではなく”なんとなく”という様な
感覚的で直観的に判断する能力のことをいいます。




ということは、カウンセリングの前にすでにお客は美容師に対して
直感的に”何か”を感じているという訳です。




その”何か”を知ることで、カウンセリングを効果的に有利に進めることが出来ます。


コミュニケーションのスタート、それは・・・


『あいさつ』です。


カウンセリングを行う前に、すでに始まっているコミュニケーションを
意識することがたいせつです。




お客の心を掴むあいさつには”コツ”があります。


今までの何気ないあいさつを、
相手の心を掴む本気のあいさつに変えるテクニックを


次回紹介していきます。

2012年4月3日火曜日

心を満たすカウンセリング 1


前項で書きました「お客さまの心を満たすカウンセリング」を、この項では具体的に紹介していきます。

カウンセリングにおける本来の目的は、「ヘアスタイルのイメージを共有すること」ですが、満たされたい欲求は「気持ちを理解されたい」ということがわかりました。

お互いを “理解・共有” するためには、コミュニケーションが必要です。
カウンセリングを学ぶには、人の気持ちや心理を知る必要があります。

人には、コミュニケーションをとる時に働く能力があります。
人を感じる能力、それを『感性・感情・情動』といいます。
これを英語では、emotion(エモーション)と言います。

これからのカウンセリングは、感じる力に響くコミュニケーションをとることが重要だと考えます。

そして、エモーションに訴えるカウンセリングは気持ちを動かし、
お客さま自身が気づかなかった要望も引き出すことが可能になります。

それは、お客の感性に触れるところから始まります。
   《お客の感性に触れる》とはどういうことでしょう?