集客が上手くいって、来店したお客に入客する前に考えておきたいのが『お客がサロンを変える気持ち』についてです。
いつものテンションで接客すると間違いなく失客します。
それは、新しいサロンに行く事を楽しめるタイプの人と、そうでないタイプの人がいるからです。
始めてのお客が来店するきっかけは、いろいろありますが代表が以下の5つです。
・知り合いに紹介された
・ネットで検索した
・近所だった
・なんとなく
・価格
どの項目が決定打になったかはわかりませんが、確実に言えるのはこのお客は「他店の失客」であるという事です。
ということは、根本に”何らかの不満があって次の店を探したお客である”と言えます。
美容室は『ヘアスタイルを提供するところ』です。
その髪型によってお客様を”幸せ”にすることが目的です。
ところが”不満を抱えて来店しているお客”に、素敵な髪型を提供する事で本当に満足してくれるのでしょうか?
たぶん、無理です。
気に入ってもらう事は出来るかもしれませんが、根本的な解決が出来ていません。
そこで、始めての来店時におもいきって聞いてみるといいです。
”何が”不満だったのか?
そうすると、その不満をはっきりとぶちまけたい人もいれば、あまり言いたくない人もいます。
「聞いて欲しいけど、言いたくない。でも気持ちは理解して欲しい。」
こういう心理です。複雑ですね〜。
お客も「始めて会う美容師に前回の不満を言っていいのかしら、この人が悪いわけじゃないし・・・」「もしかしたら自分のやり方に問題があったのかも・・」
こういう気持ちだったら、なおさら話してくれないということがあります。
新しいサロンにいく時のお客の心理は
”不安40%期待30%緊張30%” こんな感じです。
そこを、上手く ”ほぐし” ながら言いたい事を引き出してスッキリさせて、なりたいイメージを共有してヘアスタイルを決めていくのが ”カウンセリング” の役割です。
実は、カウンセリングだけでお客の抱えていた今までの不満を解決する事も可能です。
次回から、実際にサロンで行われるカウンセリングの方法について考えていきます。
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