2016年3月21日月曜日

ヘアビューザー Disる

今、巷で大人気のアイテム。

『ヘアビューロン』『ヘアビューザー』!!!

サロン販売の中では、かなりの高単価商品。(利益率高し)
販売価格の割に、意外に売れています。

3万以下という金額は、マジック数字かも。

3万超えると買わないけど、3万以内なら買ってもいい!

おまけに、なんかすごく良いモノのような気がする。
効きそう・・・。

みたいな。

取り説読む限り、なんか効果ありそう・・

実際使ってみると、
『全然わかんない?効果あんのか、これ・・』  

で、それは個人の意見だけど
うちのスタッフは、良いと思う派と良くないと思う派と半々。

効果のことよりも、まず気に入らないのが

『コードが短い!!』セット面で反対側が届かねぇ!

3万もするになら、コード長くするか、オリジナル延長コードつけろや!!

乾くの遅い!美容室での使用だと3ヶ月で故障した。

美容室の機械はとにかく丈夫じゃないとダメ!
毎日8時間近く使いっぱなしになっても、故障しないもの。
少々落としても平気なもの。
やっぱり、ソリスでいいわ。

ビューロンは、
アイロンのグリップのバネが弱い!
カールがつくのが弱い!
コードが短い!
やっぱり、クレイツでいいわ。

ネット見ても、フェイスブック見ても
絶賛してる美容師いるけど
本当にいいと思ってんの?

大手の美容師は、宣伝費もらってんのかな。

全然いいと思わない美容師です。


2014年10月1日水曜日

新規のお客をリピートさせる方法 1

「お客には3回通ってもらえ」
「3回来て初めて自分のお客になる」
「お客は3回通って見極める」     など。

どうも、この3回という所にポイントがあるみたいですね。接客業は。

これは、銀座のクラブでもそうらしいです。

お客側も、「3回通うと常連として認めてもらえる」など

思うらしいですが・・

そんな悠長なこと言ってられます?

美容室って、そこまでお客さん甘くないですよね?

初めて行って微妙なら次はないですよ。


「いや〜微妙だったなー、今日の美容室。でも、次また行ってみようかな・・」

って、なります?ならないですよね?

そうなんですよ。

一発勝負なんですよ!美容室って。

銀座のクラブも一発勝負だと思いますが、

たぶん銀座より美容室の方が過酷な戦いだと思います。

理由は、わかりますよね。

髪の毛やりますから。美容室は。

お客のダメージがデカいでしょ。飲み屋より。

飲み屋のダメージは財布くらいでしょ?あと、もしかしたらプライドがちょっと傷つくかもしれませんが。

美容室は、髪型失敗すると、不幸を背負いますよ、お客さんが。生身の体に。

家から出たくないわ、仕事行きたくないわ、悲しいわ、腹が立つわで

感情は最悪です。

だから、3回なんて余裕ないです。

1回目で決めて、『何か・・よかったな。』と思わせること。

これは、コツがあります。

技術ではありません。

今の自分の技術はそのままで、
初回のリピート率が確実にアップする方法があります。

それ教えます。

2014年9月18日木曜日

心を満たすための消費という視点で美容を考えてみると・・

原宿の美容室であろうが、沖縄の美容室であろうが共通することがあります。

それは、『暇な時もある』ということです。

もちろん流行っているとか、スタッフの人数とかサロンの大きさとか
「暇な日なんて一日もないよ」といわれるサロンもあるかもしれません。

ですが、超ヒマな時に考えてしまうのが

”失客した数とその理由”です。

完全に失客した場合と何回か別のサロンに行って戻ってくる場合とか

それぞれありますが、半年来なければまず失客リスト行きです。


実際に、カラーは別の所に行ったとか、
近くの千円カットですましたとか

そういう話をカミングアウトされることもしばしばです。

前回、何かしらミスしたのかもしれません。

それとは関係なくお客様は近くの安い店に行ってしまったらしいのです。

それをとやかく言う気はありません。


逆に考えて欲しいのが、

「近くに安い店があるのに、わざわざ原宿まで来てくれてたんだよ」
ということです。

髪が伸びる・カラーが抜けるだけなら、近くで済むわけです。

それが、必要に迫られた消費なら・・・

わざわざ遠くまで来てくださるということは
そこに近くのサロンでは済まない消費の価値があるということです。

その価値とは、なんでしょう?

カット技術・デザイン・最新の器具と知識を使ったヘアケア・癒しの空間etc

お客にとって価値ある時間がそこにあるということですが

それは・・・

心を満たしてくれる消費がそこにあるということです。

そう考えると、サロンは、美容師はお客様に何をするべきだろう?

失客の数を数える前に、一人一人のお客それぞれが求める
心を満たすものが何かをしっかり考えて

的確に提供することをしていきましょう。

「せっかく髪が伸びて、美容室に行く用事が出来たのに、
 千円カットに行くなんて勿体ない!
 いつものサロンに行って心を満たしてもらおう!」

と言ってもらえる様にならなきゃいけない。

そういうことが求められている気がします。

2014年9月2日火曜日

ネット集客についての考察1

最近は集客をネットに頼っているみたいな話をよく聞きます。

ネットがない時代は、口コミと紹介、たまに雑誌や地域のフリーペーパー、
バスの中のアナウンスなど広告費の使い道がわからない宣伝とお客様頼みという
ある意味幸せな集客時代が長く続いていました。

ネットが当たり前になってからは、ホットペッパーに代表される美容室検索サイト、
美容師の個人ブログ、youtubeなどの動画サイト、それとSNSなど

まあ、アナログ人間には相当大変な時代です。

もちろん、口コミや紹介はいつの時代も安定した集客力がありますが、やはりお客様頼みというか、それを仕掛けるとバレると言うか狙ったようにはうまくいかない。

新規獲得のノウハウがある人とない人の差は、売上と伸び率に歴然と現れます。

むつかしいことはさておき・・・

とりあえず始めるときにおすすめなのが、

『集客したいお客(客層)を絞る』事から始めてみてはいかがですか?

これを決めるとその後がスムースに決まります。

どういうお客を獲得したいか?

これは、スタイリストによって様々だと思いますが

「どんなお客に来てほしいか?」を考えると

その人は何に興味があるか?何を検索するか?を考えて
そのことについてアップすれば
いつか誰かが見つけてくれます。

その人がお客になってくれるかもしれません。

とりあえず、そのあたりから考えてみるといいと思います。

2013年10月7日月曜日

パーマ比率を上げるコツ  美容師編 5


前回の続きです。

パーマの内容を ”方法・デザイン・タイム管理・薬剤選定・仕上がりの設定・毛髪ダメージ診断”の6つの項目にわけて、それぞれの特徴をあげてみます。

4、デザイン・仕上がりの設定についてです。
 デザインというと「何か特別な事」を考える方がときどきいますが、
 サロンワークの場合はコンテストではないので、お客の似合わせを最優先で考えます。
 そこで、
・デザイン=似合わせ  
・仕上がりの設定=スタイルの分解
 と言う感じで説明していきます。

 「デザイン」は、お客の顔立ち(輪郭、パーツの配置)を見て、違和感を感じるところを探します。
 その違和感をヘアのシルエットやバランスを使って修正していく事を
 ”似合わせ”と考え=”デザインする”といいます。

 どんな髪型が似合うか?と考えると”広すぎて”分からなくなる場合がありますが
 この視点で考えると迷いにくいのではないかと思います。
 
 もうひとつ、
 「仕上がりの設定」はお客様が、”切り抜きやヘアカタログ”から「こんな髪型がいい!」と言われた時に
 そのスタイルをかんたんに分析することをいいます。

 そのスタイルを”雰囲気やバランス”でとらえるのではなく、

 「毛先のどの辺りまでカールがあるか?」「トップの動きと長さ、ミドルの毛の落ちる位置と厚み」
 「アンダーの長さと毛先の動き」etc

 ヘアスタイル全体を構成する部分と、それを作っているパーツに分けて
『そこにどのくらいカールがあるか?』が見えれば、パーマをかける場所やカールの強さが見えてきます。

 ですから、
『似合わせ』でどこにパーマ(ボリュームや動き)があればかわいく見えるか?
『仕上がりの設定』でそこにはどれくらいのパーマをかければいいか?(大きさ、回転数)

コレが分かる様になると、パーマに対しての自信が120%アップします。

カウンセリングの段階で、ほぼ迷う事なく髪型を決めていく事が出来るし
最短の方法でパーマをかける事が出来るので、無駄もかなり省かれるはずです。

以上の6項目を意識しながら、パーマの知識と経験を増やして見て下さい。


2013年9月27日金曜日

パーマ比率を上げるコツ 美容師編  4

前回の続きです。

パーマの内容を ”方法・デザイン・タイム管理・薬剤選定・仕上がりの設定・毛髪ダメージ診断”の6つの項目にわけて、それぞれの特徴をあげてみます。


3、毛髪ダメージ診断についてです。

毛髪診断とダメージ診断については、「マルセル」や「TOMOTOMO」など
業界誌に毎月何らかの形で掲載されています。
マニアを納得させるように詳しく説かれているものもあれば、
アシスタントでもわかるように話されているものもあります。

この手の記載の素晴らしいのは、絵や写真でわかりやすく説明されていること
ダメージが段階とレベルを数字で表していることです。

出来れば、目を通して毛髪診断における『一般的な常識』を身につけることをおすすめします。

このブログで説明するのは、そこではありません。

パーマがかけられるかどうか?のみです。

 ・パーマをかけれるかどうかについて
 髪をウエットにしたときに、軟化して切れる(ゴムのように柔らかくなってのびる)。
 この状態になっていれば、アウトです。
 パーマをかけるのをお断りします。
 ブリーチをしている髪もお断りします。
 
 それ以外は、ほぼOKです。

 毛髪診断とダメージ診断は、説明するとキリがないですね。
 それこそ、新井幸三さんをお呼びして、勉強会をしたとしても
 半分以上寝てしまう美容師さんの方が多いのではないかと思います。

少しずつ勉強して知識の量を増やしていき、知識に裏打ちされた経験を積んでいくことが大事だと思いますが、
なにぶん時間がかかるので、とりあえずかけれるかどうかだけ見て

後は、1で書いたように前回のパーマがホット系でくせ毛ならホット系でいく。
コールドでくせナシならコールドでもOK。

そこがわかれば、大丈夫です。

深くなり過ぎないように、取り組みましょう。

2013年9月19日木曜日

パーマ比率を上げるコツ 美容師編 3

前回の続きです。

パーマの内容を ”方法・デザイン・タイム管理・薬剤選定・仕上がりの設定・毛髪ダメージ診断”の6つの項目にわけて、それぞれの特徴をあげてみます。


2、薬剤選定とタイム管理についてです。

  薬剤の選定は、髪のダメージとかけるパーマの種類で決まります。
  タイムは、薬剤と髪のダメージとかかり具合を見ながら微調整しますが、
  ここで言えることは、全く違う視点で薬剤を選ぶという考えです。

 今更、パーマ液の種類の説明をすることは省きます。
  で、薬剤選定に大切なことは一つです。

『失敗しないパーマ液を見つけること』 です。

というのは、髪のダメージを5段階に分けて
レベル5はパーマをかけるのが、かなり厳しい状態だとしたら
1~4までのレベルであれば、ほぼ問題なくかけられるという薬剤です。
髪質がどうであれ、ダメージがどうであれ、失敗なくかけられる薬剤を見つければ
薬剤選定のストレスはなくなります。

タイム管理も同じです。
髪のダメージの大きさでタイムの管理を、1分単位で気にしないといけないような
薬剤を使わないようにすることです。

10分、15分が基本で20分おいてもオーバータイムがないものです。

そういうパーマ液を選べば、
薬剤選定で迷うこともタイム設定で悩むこともありません。


おすすめは、
アルカリを使っていない、中性タイプのものを選びます。
その中でも、システアミンを基材にしたパワーの強いものがおすすめです。

プラス、同じように中性&弱酸性の領域のチオ&シスも選びます。
 還元濃度が4前後でアルカリはゼロ、
髪にシステインを戻すような役割のシスが入っているタイプがおすすめです。

この二つで、ほぼ足りると思います。

この二つで複合還元させながらダメージを抑え、かけることが出来ると思います。

今まで様々な薬剤を使ってきました。
アリミノ、ミルボン、ルベル、タマリス、中野、ナプラ、etc
数え上げればきりがないですが

今使っている薬剤は、『ラジカルアシッド』です。

上にあげた条件をすべてクリアし、使いやすく失敗が少ない。
薬剤のおかげで、ストレスがなくなりました。

薬剤の好みは、人それぞれ。

自分の感性にぴったりくるものに出会うまで探し続けることをおすすめします。