2013年9月12日木曜日

パーマ比率を上げるコツ 美容師編 1

パーマ比率を上げるコツ=パーマをかける回数を増やすこと。ですが・・

それには、2つの側面があります。

1つは、お客様が「パーマかけたいな」と思うような仕掛けをすること!
 セールス上手、おすすめ上手、お客様の中に欲求をつくる!ということです。

もう1つは、パーマをかけることを「めんどくさいな・・」と思わないようになること。
 パーマが得意、失敗がない、パーマをかけることにストレスを持たない!ということです。

パーマ=商品 と考えてセールスする場合は、お客様側に決定権があるので、
こちらの努力だけでどうにかなるとはいえません。


今回のテーマは100%美容師側の問題 パーマの技術について考えていきます。

美容の中でなんとなく「めんどくさいな~」と思ってしまう技術

それが、その人にとって苦手な技術だと考えていいと思います。

それは、人によってはパーマだったり、カラーだったり、ホイルワークだったり、ストレートのアイロンだったりするとおもいますが、

めんどくさい原因は、その技術に『ストレスを感じる』からです。

それは、方法・デザイン・タイム管理・薬剤選定・仕上がりの設定・毛髪ダメージ診断
 の6つの項目のどこかが曖昧だったり、何となくカンにまかせたり、わからなかったりして
 不安に感じているからです。

たとえば、パーマの場合で言うと

やりたい髪型が決まったら、この6つの項目を六角形のチャート分析図に書き込んで(体育測定の要領で)自分が不安に感じる部分を可視化するといいと思います。


パーマの場合得意不得意は、ほとんどの場合は場数です。
たくさんかけている人は失敗もたくさんしているはずですが
その場合のデータも蓄積されているはずです。
無意識に、6つの要素の中の弱いところを修正する勉強をしているようです。

自分の中で苦手な部分を認めるところからはじまります。

そこがわかれば後は簡単。

弱点を克服してきれいな六角形になるころには
パーマの苦手意識も克服できると思います。

ストレスを感じない仕事は、勧めやすい上にデザイン提案の幅も広がっていくはずです。

パーマが苦手だなと思ったら、パーマ全体を一括りにしないで
その中のどの要素が特に苦手なのか、わからないのかを見極めると
勉強の仕方、練習の内容もわかってくるはずです。


次回は、その一つひとつの内容と克服の方法を考えていきたいと思います。

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